みっくみくなレイティアさん

VOCALOIDを通して見つめたなにか。

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初音ミク現象と匿名性、それをめぐる「出る杭を打つ」日本のウェブについて

はてなブックマークで見かけ、現在108 usersが付いているtumblrの一文。
どうやらTristan_Tristan氏のTwitter発言ログをまとめたものらしい。
アイドルマスター、初音ミク。その盛り上がりは「違法状態」の最中にある。

こうした「違法状態」では、作り手が金銭的対価を求めるのは非常に危険です。非営利だからお目こぼしされるのであって、金銭的見返りを求めたら、間違いなく摘発の対象になるでしょう。にもかかわらず、彼らがこうした作品を作るのは、つまり金銭ではなく、賞賛こそが対価だからです。


VOCALOID界隈の盛り上がりには作曲者のみならず絵師の存在も大きいわけだが、完全オリジナルで制作出来る楽曲に比べ、イラストはミクを描く以上二次創作の域を出ない。
昨今はメジャーデビューを果たすPも多くなってきた。記事下部にコラボレーションについて触れているが、作曲者と絵師が一つになって作った作品が営利化(金銭的対価が発生)した場合、「摘発の対象」になるのはまずイラストの方である。
PCLとキャラクター利用のガイドラインの制定が何故必要か。
これはコラボレーションの為、相手の作曲家の為でもあるという事に気が付いた。
すなわち、コラボ相手の作曲家が将来金銭的対価を求める状況になった際、トラブルを発生させない為の下地である。

匿名が必要な理由はもう一つあります。それは脅迫・粘着対策で、こちらの方がより深刻かつ切実です。人気のある作者の中には、一種のネットストーカーに悩まされている/悩まされた人が複数います(脅迫・粘着が理由で発表をやめた人もいます)。匿名が容認されることは自己防衛上必須といえます。


ネットストーカーとは話が別であるが、先のエントリ、涼之介氏の「島唄 - KAITO」一連動画自主削除問題で涼之介氏は別名でのやり直しも考えられていた。
匿名性があるからこそ可能な事である。

日本のウェブの重要な課題は、この「出る杭を打つ」現象だと考えています。日本的土壌そのものですが、それが日本のUGCの未来を殺すかもしれません。ウェブは才能ある人が世に出る強力なツールですが、それを潰す輩も同様に浮上させてしまう。その点でウェブは、むごいほどにフラットです。


実は私は、初音ミクは非常に日本的なものと捉えている。
基幹エンジンからヤマハが開発した純日本製製品の上、萌えキャラクターデザインのパッケージだからである。ミクは日本人の琴線に触れる何かがあったからこそヒットした。
日本的土壌の長所を生かしつつ短所を修正していくのが、VOCALOID界隈のこれから目指していく道のように思う。



※6/8 2:50
脅迫・粘着対策の引用とそれに対する考えを追記。
2009.06.07 22:42| 何か言ってる | トラックバック(0) | コメント(0) |












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