みっくみくなレイティアさん

VOCALOIDを通して見つめたなにか。

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ASCII.jp:初音ミク・ワンカップPが語る「休止宣言の真相」

最近、ASCII.jpでVOCALOID関連の記事をよく見かけるようになった気がする。
今回はワンカップP(わP)氏インタビューである。早速読んでみる事にした。

わP:あとで全部つなげて「メドレーにしてしまおう」ということです。これには理由があって……。えーと、ニコ動内で有名なネタ元って、いくつかの「お作法」があるじゃないですか。「このネタならこのカテゴリーに上げなきゃならない」とか、そういう縛りですね。

 ハンマーの場合は、「ハンマーの音源を使う」「『スポーツ』タグを付ける」「説明欄に『~に力を入れた』と書く」という3つに加えて、「毎月11日にアップロードする」というお作法がありました。でも最初、それを知らずに6月16日に投稿してしまった(笑)。


何故毎月11日なのか。ニコニコ大百科「毎月11日はハンマーの日」項目を見ると、ハンマー動画が次々作られる事になった最初の作品が2009年3月11日投稿だからのようである。
そういえば今日はビリー・へリントン氏の誕生日であるが、カテゴリ『チャット』をクリックすると彼の関連動画だらけである。これもニコニコ動画におけるお作法の一つであろう。

わP:うーん……。ハンマー系の動画を投稿し始めたきっかけは、コンビニで売っていた、いかにも仕事ができなさそうな人が読むような仕事術の本に影響を受けたからなんですよ。

 その本に書いてあったのは「仕事や勉強は、テンションが下がっていたり、やる気がないときでも休憩せず、そのやる気に合せてレベルを下げて続けるといい」ということです。その言葉に感銘を受けまして。ということで、時間かからない作品をどんどんアップするようになったという。


休止宣言後も何故か動画を上げ続けるわP氏。そのきっかけはコンビニで売っていた本の一文だが、これはいい。
「やる気に合わせてレベルを下げて続ける」という考えは思いもよらなかった。

── イラストは何のソフトで描いてますか?

わP:筆ペンで書いて、コピックで色を塗ってスキャンしています。「わP」のハンコも自作ですよ。
試行錯誤のうえ、2冊で100円のメモ用紙に行き着いたという

 紙は100円ショップに売っているメモ用紙が一番描きやすいですね。筆ペンは100円ショップのものだとすぐに先がへたってしまうので、少し高いぺんてるの製品を使っています。筆ペンはいい道具ですよね。ささっと描けるのに味があって、それでいて看板にも使えるくらい既成のフォントに負けないロゴタイプも作れる。

 これらの道具はいつも持ち歩いているんですよ。商売道具ですから。簡単な絵を描くだけなので、この環境で充分なんです。丁寧に書くならラフな下書きを書いてその上にもう一枚紙重ねるという「レイヤー機能」も使えます。


シンプルな制作環境である。故にいつでもどこでも絵を描く事が出来る。
こだわる所はこだわり、後は気張らないでいる。
下書きに紙を重ねてなぞる事を「レイヤー機能」と呼ばれるあたり、納得しつつも笑みがこぼれる。

わP:そこからアイマス動画を散々見てハマっていきました。この時点では、アイマスがゲームであることすら知らなかったわけですが。まあ、それがニコ動を見るようになったきっかけですね。

 その後、8月くらいにMEIKOに某ゲームのオペライベントを歌わせた動画にショックを受けて、MEIKOを買いました。もう即決でしたね。

 8月31日に新しい「初音ミク」が発売されるというのを知って、「これはブームの予感がする。そしてスタートダッシュが重要だ」と直感して、すぐにAmazon.co.jpで予約しました。仕事も休みを取って、万全の体制でミクを迎えたわけです。


友人から紹介されたアイマスMADでニコニコ動画を見るようになったわP氏。
その氏がMEIKOを購入したのは、どうやらアイマス方面でも活動されていたぼか主氏の存在が大きいようである。某ゲームのオペライベントを歌わせた動画は再投稿されているが、今聴いても鳥肌が立つ。
そして新VOCALOID初音ミクの発売。仕事も休みを取り万全の体制で迎えるわP氏。
ところが予感が当たりすぎてなかなか来なかった事が、これまた氏の知名度を引き上げる事になるとは世の中分からない。

── 無調整なんですか!

わP:ベースのパラメータを少しいじる程度ですね。「人間の声に近付くように」と頑張っている方もいますけど、私は「それなら人間に歌わせればいいじゃないか」と思うわけです。

 唯一、工夫したのは、イコライザーで歌詞を聴き取りやすくしたことくらいですね。コンプとリバーブかければ、ほとんどいい感じになるじゃないかと。「とにかくコンプ!」みたいな感じです。


これには驚いた。聴き取りやすければいい、まず歌わせる事が重要と捉えられている。

わP:ボーカロイドは「みんな知っている曲を歌わせて楽しむ」という流れになると思っていたんです。アニメなどの歌をカバーさせるという。そうしたネタの取り合いになって、半年くらいでネタが出尽くして終わり、という感じだと思っていました。

 でも一番の誤算だったのが「オリジナルの歌が流行る」という展開ですね。オリジナル曲がボーカロイドブームのメインになることは、絶対にないと思っていたんですけどね。有名でも何でもない個人のオリジナルの曲を、世の中の人がさらっと聴いてくれるという状況は、とても想像できなかった。


ブームで聴き手が集まった所へオリジナル楽曲を発表する人々が現れ、ネタが尽きる事が無くなったというのが今のVOCALOID界隈なのだろう。
有名でも何でもない個人のオリジナル曲は、私もVOCALOIDを知らなければ聞く機会が得られなかったに違いない。

一連のインタビューを読んで、わP氏は気楽に曲を作り、絵を描き、動画を作っているように見えた。
オリジナル曲が流行るようになり、そして人間のように歌わせる作品が出てきても、氏の姿勢は一貫としている。
サムネイルで一目で分かる絵。
気楽を貫いた結果皆に愛される存在になった、それがワンカップP氏のように思う。
2009.07.14 03:56| レビュー | トラックバック(0) | コメント(0) |












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